タントウ功

 俺は疲れたなぁ、脳内物質が枯渇したかぁ・・、脳の覚醒度が下がっているなぁ・・・ というとき、まるで油が切れたブリキのロボットのようなぎこちない動きになってしまうのである。おそらく、ニューラルネットワークのノイズがものすごく増えている状態なのではないかと推測する。

 引きこもりのニートが漫画のホーリーランドみたいに黙々と修行しているうちに「気」とか使えるようになってとんでもなく強くなったという話。

world-fusigi.net

 この人は空手の三戦 (さんちん)をやりこんで目覚めたらしいが、初心者におすすめなのはタントウ功だという。
 ちょうど俺は自分の姿勢がものすごく悪いというのを認識し、さらに首にとんでもなくでかくてかたいしこりがあることに気が付いた頃だった。この姿勢をよくするのにタントウ功がいいのではないかと思った。

 まったくのド素人である俺の認識によると、タントウ功をざっくりいうと、ひたすら突っ立っているだけである。突っ立っているというと語弊があるが、とにかく余計な力を抜いて立っているのである。俺は感覚の入力と意思の出力両方のニューラルネットワークにノイズが乗っていると思われる。そのため、余計な力を抜き、動かずに立っているというのは、なかなか良い訓練なのではないかと思った。

 しかし、俺は自分がちゃんとした姿勢でいるのかどうか自分ではわからない。そこで、バランスボードの上でタントウ功をしてみることにした。最初は数秒しか立てなかったが、1週間か、何週間かしたら、足が痛くなるまで数時間、バランスボードの上で立ちながらキーボードやマウスを操作できるようになった。このころに電車で立っていた時、急制動で周りの人がよろよろ倒れたりしているなか、電車の中でもタントウ功のような足を意識していた俺は、まったく動かず、よろよろもせず、自分でもすごくびっくりした。飽きっぽいので1か月ぐらいでやめてしまって最近だいぶご無沙汰なので覚えてないけど、足の甲の外側とかに力をかけるんじゃなかったかな。詳しくは像気功とかで勉強してください。 www.asahi-net.or.jp

 ま、とにかくである。フィードバックっていうのは早ければ早いほど脳が学習しやすいと思うのであるけれども、バランスボードの上で余分な力を抜いて長時間立っているというのは自閉症スペクトラム系の訓練には結構良いんじゃないの? と思っているわけである。うまくできないとバランスボードに乗れないので、常にフィードバックを受けて正しい出力をしようとがんばっている状態である。これってずっと続けていたら、少なくともバランスをとって無駄な力を抜くということに関してはノイズが減るんじゃないだろうか?