星の町

 星野之宣のSF漫画に「星の町」というのがある。冷戦時代にコンピューター技術に遅れているロシアがアメリカに勝つため、人間計算機のような特殊能力のあるサヴァン症候群の人間を集めてコンピューターの代わりに使って宇宙開発を行う話だ。漫画の結末ではバッドエンドなのだが、現実の世界でも発達障害を集めて得意な能力を生かすような会社なり組織があったらいいんじゃないだろうか? リア充が人生を謳歌するのに時間を使う一方で、ひたすら自分の興味分野を研究しまくるコミュ障の頭脳奴隷がいてもいいんじゃないだろうか。健常者様の間で生きるには、「Pretend to be normal」 まったく非生産的なことにパワーを振り向けなくてはならない。 

 俺はAIの研究をするのが好きだ。いくらでも続けられる。しかし生きるためにサーバーの開発、Docker、Fluentd,Ansible、維持、監視、継続的な開発、デプロイを容易にする方法とか、わざわざPythonとか使ってほかの人でも保守しやすいような開発の方法を模索したり(これも相当面白いのだが・・)、家族を維持するために会話をしたり(それでも不満らしいが)、家族サービスもがんばらなければならない。頭脳奴隷はリア充がやりたいことには興味がない。こういうのから解放されて、ひたすら自分がやりたいことをひたすら邁進出来たら、もしかしたらすごい成果が得られるかもしれない。別にどこに住むかとか興味もないし、隔離されても全く構わないのだが… 違う性質の人間が同じ場所で生きるためにお互いに疲弊するのは無駄にしか思えない。特性を生かしてもっと生産的にできたら良いのに・・