不気味の谷とカッサンドラ症候群

 3dcgの技術がどんどん向上していった。カクカクのポリゴン人形から、アニメっぽいモデルになって、さらにがんばって0から人間そっくりの顔を作れるまでなった。でも、どうにも気持ち悪い、おかしな感覚を受ける。これが不気味の谷だ。最近は saya(http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1609/09/news149.html)が静止画では不気味の谷を超えたね。

不気味の谷(http://www.getrobo.com/)、引用すると、

今から40年以上前の1970年、当時、東京工業大学の教授だった森政弘氏は、人が人間に似たロボットに対してどのような反応を示すかについて、「不気味の谷」と題したエッセイを書いた。それによると、ロボットが徐々に人間に近くなると、人のロボットに対する「親和感」が増すが、ある時点でその親しみが急激に不快感に変わり、「谷底」に落ち込む。

 俺は映画とかYoutubeに出てくるような自閉症患者ほどひどくない(と勝手に思ってる)のだが、妻がカッサンドラ症候群に陥るアスペルガーはだいたい普通っぽいけどなんかおかしい、という不気味の谷現象に陥っているんじゃないかと思う。かなり人間っぽいけど、完全には人間レベルに至っていないという感じ。ブレードランナーのVKテストを受けたら間違いなくレプリカント扱いされて処分される感じ*1。普段から俺が明らかに挙動不審なら妻が誰かに相談したら、「ああ・・・アレだったら、そうだよねぇ」、って同意してもらえると思うんだが、多分俺は外面が良いとか、そんな深刻でないうわべだけの付き合いならそれほど問題なく付き合えるため妻の悩みは理解されずカッサンドラに陥ってしまうのではないかと思う。
 深刻な問題、深刻な悩み、深刻な相談・・ こういうのほど単純なルールベースの解決法はなくて、あったとしてもそう何度もあるわけではないから学習済みのデータがない。だから俺は普通jの人間であれば普段の俺から推測される反応ではなく、なんともとんちんかんな反応をしてしまい傷つけてしまうのではないかと思う*2。だからアスペ向きの深刻な状況下での正しい対処法のデータベースを作れたら、完全に同じ状況でないにしても、演繹的にもうちょっとマシな反応ができるんじゃないかと思う。

 

*1:実際ひでーテストだよな、おい

*2:それでも俺がステイサムなら問題なしだ!