カジノ・ロワイヤル

 マッツ・ミケルセン演じる敵のル・シッフルがひたすらかっこいい映画。ル・シッフルが考えている時にチップをくるっとやる通称「ル・シッフル回し」があまりにもかっこいいため、

ル・シッフルせんせんの、やさしいチップ回し講座 | 胃 弱 風 呂 。

を読んで練習した。数日で右でも左でもできるようになったのだが、カチカチカチカチうるさいとのことで妻と大げんかになった。普段は俺がノイズを我慢してるのに・・・

 チップは回せるようになったがポーカーのルールがさっぱりわからん。どうやらこれはテキサス・ホールデムというルールで世界大会もあるらしい。しばらくスマホのオンラインポーカーで遊んでみて、結構勝てるようになったので秋葉原のメイドカジノで人相手にポーカーをやってみたりした。メイド服を着たディーラー相手に親しげにおしゃべりする常連たち。アスペの俺には無理な空間だぜ・・ カジノ・ロワイヤルみたいな殺伐とした空間が欲しい。早く日本にカジノできないかなぁ。そもそも、実際にお金がもらえるパチンコは黙認されている日本でカジノがダメなわけが無い、とアスぺの俺は考えるのだが。 

 ともかくポーカーは不完全情報ゲームというらしい。すでにAIが人間を超えたオセロ、チェス、将棋や囲碁といったゲームは完全情報ゲームというそうだ。人生っていうのは不完全情報ゲームで、なんだかポーカーに似ている気がした。配られるカードによって勝負が最初から決まってしまうこともある。40歳を過ぎてアスペルガー自閉症ADHDで俺のアイデンティティは「自分は障害者」になってしまい、なぜ? どうして? という考えに頭を占領されてしまった時期があった。もし現在のような支援体制があったら? もし現在のような薬物療法があったら? もし今みたいにインターネットで情報を容易に入手できていたら? もし両親がまともで(両親もアスペルガー、受動型と積極奇異っぽい)あれば。何かの偶然で塾に通うようになっていたら?(両親より、バカが塾へ行って勉強する、と刷り込まれていた) 田舎ではなくてもっと都会だったら? ・・・さまざまな「なぜ」や「もし」に悩まされながらポーカーをやっていて、結局は配られたカードで勝負するしか無いのだと気がついた。1回勝負なら配られたカードで大方勝負は決まってしまうかもしれない。しかし戦い続ける限り、配られるカードで勝つ確率を上げて最終的に勝つことができるかもしれない。戦い続けて勝率を上げるためには生き残り続けなければならない。これがポーカーというゲームから悟ったことだ(BGM: Shape of my heart - Sting)。いやー、俺、すごいこと考えついちゃったなぁ、と思ってインターネットを調べてみたらスヌーピー(http://www.motivation-up.com/word/032.html)が言っていた。それ以来、家にはスヌーピーのぬいぐるみが増えた。